いくつかの項目が規則的な形式で構成されているデータの集まりを「データベース」と言います。
例えば「名前」、「住所」、「郵便番号」と決まった項目でまとめられた住所リストなどはまさにそれです。
このデータベースの各項目(見出し)のことをフィールドといい、各行をレコードと呼びます。
そして、その中から指定した条件に一致するものを抽出したり整理したりすることで、データの集計や分析が簡単に行えるようにしたのがExcelの『データベース機能』というわけです。
そこで、その特長とも言える3つの機能を簡単に紹介します。
並べ替え
指定する最大3つの項目までを基準にデータ全体を昇順または降順で並べ替えることができます。
抽出(オートフィルタ)
オートフィルタという機能によりボタン操作ひとつで条件にあったデータ(レコード)のみを抽出することができます。
検索(データフォーム)
データフォームという機能を使うことで条件にあったレコードを1件ずつ表示しデータの入力や修正を行うことができます。
データベース機能についてなんとなくお分かりいただけたでしょうか。それではさっそくその具体的な使い方を解説していきます。